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嫁 (よめ)・姑(しゅうとめ)のいい話

  よめ・しゅうとめ 

 嫁 ・姑のいい話 

 

 スローテンポ協会の懇話会は、毎回テーマが決まっているはずなのですが、自由に話を始めると、どんどん話が展開し、話題豊富な会になっています。その中から、とてもいいお話をひとつ紹介します。

 参加者のお一人が紹介してくれました。

 あるお寺の集まりに出たときに、持ち寄りのごちそうを分け合って食べながら、高齢女性が自分の体験話をしてくれたそうです。

女性が昭和30年頃、栃木の農家に嫁に来たばかりのことです。

朝から晩まで畑仕事をし、それからも食事づくりや片付け、家事の全てをやらなければならないので、嫁の仕事は大変でした。

親族におめでたいことがあって、お祝いの赤飯を炊くことになりました。赤飯づくりは準備に手間がかかります。その日は畑仕事の疲れがあって、ちょっとした気のゆるみから、うっかり空焚きをやってしまいました。

蒸し器も釜もだめになってしまいました。「あぁ、どうしよう。お姑さんになんて言われるか分からない」

 どうにもできず、正直に報告しました。そのときお姑さんが言いました。

「こんな間違いは2度は起こさないものだよ。大丈夫、がんばりなさい。」

 

胸のつかえがとれて、涙が出るほどうれしかったことを覚えています。

それからはその言葉を支えに踏ん張りとおし、どんな困難にぶちあたっても逃げ出したいと思うことはありませんでした。今でもお姑さんには感謝しています。というお話でした。

 

 私(筆者)の母も、姑さんから良くされたと言っています。母は現在94歳で、自ら農作業をこなす現役です。

 母の姑さんは、人のお世話をすることが大好きでした。自分で情報を集めては見合い話を持って回り、まとめた数は村の語り草になるほどです。

そんな姑さんでしたので、農家の仕事や家事は、全て母に任せて、一切口を出しませんでした。

 姑さんが自分に役割を与えてくれたのだ、と母は今も感謝しています。

 

 嫁・姑の話には良い話もありますが、近頃は悪い話の方が断然多いようです。私の周囲にいる友人たちは、いつもお姑さんのことを悪く言っています。

私自身はお姑さんと別々の暮らしだったので、嫁姑の微妙な心理は分かりません。人間関係は複雑ですから、人によって抱く思いにずいぶん温度差があるように感じます。

昔から嫁姑は対立し合うのがお決まりです。以前は姑が息子を味方に付けて嫁をいびり、核家族の現代は、嫁、姑という言葉すら否定され、息子とその妻が一緒になって高齢になった親をいびる光景が定番です。

いずれもいびっているのではなく、説教や指導ということになっています。

 どちらが正しいとは言いませんが、弱い方を応援したくなります。

それはともあれ、時代が変わっても、家族は平和で仲良く暮らしたいものです。 そのためにもいい話を語り継いでいきたいと思います。

          (NI

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Keyword : よめ・しゅうとめ 高齢者 いじめ 偏見

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