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ビートルズが愛したカメラ

   ビートルズが愛したカメラ



 ビートルズの映画が復活して宇都宮にやってきた。

 「A HARD DAYS NIGHT」という映画で、かつて日本では「ビートルズがやって来るヤァヤァヤァ」という題名だった。懐かしく思い見に行った。

 若い頃のビートルズが、懐かしいメロディとともに映画に登場した。超人気者の彼らが、多忙のスケジュールの合間を見つけ、自由を求めて街に出たのがわかる。

 メンバーの一人、リンゴスターがカメラを持っていた。そのカメラのロゴを見た瞬間、私の目は釘付けになった。そのカメラは、私が今も愛用しているものと同じだった。

 アサヒペンタックスのブラックボディ、35ミリ一眼レフだ。

 リンゴスターが持っていたカメラの機種にまで注目するのは、観客の中でも私だけだろう。リンゴスターもこのカメラの良さをわかっていた、と思うと、とてもうれしくなった。


 私は、20代の頃からこのカメラを愛用してきた。北海道を自転車で一周したときのことが想い出だされる。

 その頃の北海道は酷い悪路の連続だった。愛用のカメラ2台を忘れずに携えていた。白黒用とカラー用だ。2台のカメラはフロントバッグの中で4ケ月もの旅の間、振動に耐え故障もせず、しっかりと旅の記録をしてくれた。

 アサヒペンタックスは、製造元の旭光学(株)の一時代をつくったカメラであった。世界に冠たるニコンの数分の1の手頃な値段だったから庶民に人気があった。新米サラリーマンの私も買えた。

 昔ながらのシンプルな設計で、機械式シャッターだから電池がいらない。余計な機能がないから耐久性に優れている。

 ペンタックスの工場は、栃木県益子町にあり、半世紀前には栃木県の環境モデル工場に指定された。栃木工高で学んでいたときに工場見学に行ったので、私にとっては特別な思い入れがある。 

 最近の至れり尽くせりの多機能高性能カメラは、すぐに故障し部品交換が必要になる。カメラ屋も部品は備えておらず修理を面倒くさがってすぐに買い替えを勧めてくる。

 先日私は、愛用のカメラを専門店で分解掃除をしてもらった。古きよき時代のカメラをまだまだ現役で使える喜びをかみしめている。



    2020/3/7 大嶋 寛


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