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こんな本があります。

おいしいごはんの店 

  自然派レストラン全国ガイド

おいしいごはんの店探検隊著 充実改訂版2009

野草社発行、新泉社発売

 

「自然食」をうたっている全国308店のレストランを紹介する本です。

「自然食」といっても人によってとらえ方が異なりますが、この本では「ナチュラル志向」「オーガニック」「マクロビオティック」「ベジタリアン」「スローフード」「フェアトレード」「手づくり」などをまとめて「自然食」といっています。

どのお店も、「からだにいいものを客に食べさせたい」という点では共通します。どんなものがからだにいいのか、というところで、お店によっていろんな主張があり、うたい文句に違いが出てきます。

500円でランチにありつける店から、3500円のランチコースの店、7席だけの小さな店から100席を超える大型店まで、いろんなお店があります。

初版が出たのは2005年で、初版本を片手に食べ歩きし、この本に紹介されることを目標にして開業したお店も、新版には登場します。食べ歩きや旅行のお供におすすめです。

ところで、308店のうち栃木県は3店だけ、下野市ゼロは、ちょっぴりさびしい気がします。

 

取材する側にとっても、一店一店を取材しながら記事を書いているなかで、食の安全に対する思いが強まり、人々の願いが「食の自給・国産」「地産地消」「身土不二」「フードマイレージ」に向かうのは当然だと思うようになります。

ここにあげた食の安全に関するスローガンやキーワードの多くは、科学的に構築された理論体系をもっており、中には世界的な活動を展開しているものもあります。その理論に納得するかどうかは、人によって分かれるので、この本は個別にとりあげることはしていません。

大切なことは、「客にいいものを提供したい」というお店がここに308店あるということです。

 

資本主義、市場主義が歪んできて、時代は、カネ至上主義、儲け優先、効率優先が当たり前のように唱えられるようになってしまいました。

その場限りでその気にさせる商法、トレンド、権威付けを巧みに仕組むやり口、不安をあおって甘い言葉でつるやり方などなど、ビジネスで大もうけする方法は、早い話が、全て客をだまして儲けるという手法であり、一種の詐欺といってもいいかもしれません。

悲しいことに、時代は国家ぐるみで経済至上主義を主張し始め、もともと赤字が当たり前の医療、介護、福祉、教育などの領域にまで、効率優先、受益者負担の経済理論を強引に押し付けるようになりました。

振り込め詐欺などの詐欺被害がなくならないのは、国家ぐるみの詐欺集団なので、本気で詐欺をなくそうとは思っていないからなのかもしれません。

 

そんな異常な時代だから、「からだにいいものを客に食べさせたい」と張り切っているレストランが308点もあるということはうれしい限りです。

308点は客から支持され、なおもがんばっています。それが成り立つのだから、どんどん広まって、社会全体が変わってほしいものです。客をだまして儲けている人たちは、この本を読んで考えを改めましょう。

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