スマホ全盛時代に抵抗して 変な書店がオープンしました!
スマホ全盛時代に抵抗して
スローテンポ書店が
オープンしました!
今やスマホ全盛時代!
活字離れが加速します。必要な情報はネット検索すれば簡単に得られるし、世界の出来事はテレビが勝手に伝えてくれます。
新聞や本に必要性が感じられません。仕事も子育ても忙しいから、悠長に活字を追いかけてはいられません。食事中も掃除、洗濯をやるときも、世間に置いて行かれないようにテレビをつけっぱなしです。
写真1.階段北側看板
書籍の販売量が極端に減っています。大手書店は流行を追いかけることに生き残りをかけ、街の小さな本屋は消えてなくなりました。
少なくなった本屋をあえてのぞいてみても、意外な本との出会いがなくなり、かつてのように満足することがありません。
本が売れない!売れるのは売れ筋の本だけ。出版社も本の書き手も、生き残りをかけてヒット作をねらいます。
まるでバラエティー番組の人気投票ばかりを心配するかのように、本づくりも評判ばかりを気にします。本がますますつまらなくなります。
写真2.道路側看板
そんな中でも、地道にこつこつユニークな本をつくっている出版社がたくさんあります。
「一冊の本との出会いによって、人生が変わった」という話があります。本にはそれだけの力があるのです。
精魂込めて書かれた本にじっくりと向きあえば、著者の熱い思いが伝わってきます。それはまさに、人と人との出会いです。
写真3.書店入り口 営業中はドアを開けて入りやすくしています
が、猛暑で冷房中のときはドアを開けてお入りください。
スローテンポ書店では、一般書店ではあまり見かけない、ユニークな出版社の本を展示販売しております。
生き方や暮らしを根本から考えさせる本や、ジャンルに制限なくこれはおもしろいという本を集めました。絵本もあります。
特に高齢者、障害者の問題、差別と偏見、心の病、ライフスタイル、居場所づくり、地域づくりなどに関しては、ここでしか見られないような本がたくさんあります。
写真4.店内の一角 ( 1 )
出版社ごとに展示スペースを分けて並べています。
写真5.店内の一角 ( 2 )
絵本も哲学書も、電車の本もあります。
写真6.店内の一角 ( 3 )
写真集 『切断ヴィーナス』 ¥2,200
常識ではこんなに安く本に出来るわけがない!
写真7.店内の一角 ( 4 )
スタッフはみんな少しだけ変わった人。
何かおもしろい本でもないかなと思うときや、これまでのライフスタイルを見直そうかなと感じたときは、どうぞスローテンポ書店に立ち寄ってください。スタッフに声をかければ、意外な言葉が返ってくるかもしれませんよ。
スローテンポ書店は出版社の協力で成り立っており、協力してくれる出版社は増え続けています。
店長
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